糸魚川は 2009年 日本で初めて世界ジオパークに認定された地域のひとつです。
Geo(大地) Park(公園) 糸魚川の風景や景色は、世界的にとても価値のあるもの。
この大地の宝物を大切に残し伝えていく為、保護活動の輪を広げ 日本だけではなく世界の人々に糸魚川を訪れてもらい、素晴らしさを伝えるジオパーク活動を糸魚川市では行っています。
糸魚川には24のジオサイトエリアがあります。
国の天然記念物に指定されている小滝川ヒスイ峡と青海川ヒスイ峡。大自然の中に佇むヒスイの原石は貫禄のある美しさです。
毎年5月、たくさんの鯉のぼりが青空を泳ぐ弁天岩。海の神様を祀った神社と灯台が併設された希少な観光スポットです。夕暮れトットコ岩とともに茜色に染まる弁天岩はいつまでも見ていたい景色です。
断崖絶壁と海岸線が続く場所、親不知・子不知。四世代に渡る道路が存在し、日本で唯一の海上インターチェンジ、高速道路の高架下の空間を利用した親不知ピアパークというユニークな道の駅があります。
国史跡に指定されている塩の道(松本街道)は、越後糸魚川と信州松本を結ぶ約120kmの生活の道。 慶長9年(1604) 塩を中心とした生活物資をボッカや牛方と呼ばれる人達が1日平均30km・約50Kgを担ぎ歩いた歴史を持ちます。
噴気帯と氷河が作った湿原、蓮華エリアは、標高1,550mアルプスの大パノラマを眺めながらの入浴できる温泉や、火山から出た溶岩流のくぼ地に佇む水鏡の美しい白池があります。
ここでご紹介したものは糸魚川ジオパークのほんのわずかです。
24のジオパークエリアでは、糸魚川の春夏秋冬が織りなす美しい景観をご覧頂けます。